2017年10月20日金曜日

Windows10 で Wake On LAN を使ってみる

dynabook Satellite B551/C はリモートデスクトップ接続で使うことがほとんど。閉じたまま鎮座した状態です。常に電源を入れておいてもいいのですが、でんこちゃんに怒られるので使わないときは電源をオフにしておきたいです。

実は Wake On LAN の設定済みで使っていたのですが、先日 Windows10 Fall Creators Update を適用したら、Wake On LAN の設定が(というよりはドライバーかな)消えてしまったので、備忘の意味を込めて手順を残しておくことにします。

Wake On LAN for Windows

Wake On LAN用に使っているソフトは Wake on LAN for Windows、名前そのままのソフトですね :-)

他にも2,3試したのですが、自分には本ソフトが一番合っているようです。

Wake On LAN の手順ですが、

  1. BIOSで Wake On LAN を有効にする。
  2. OS の設定で Wake On LAN を有効にする。

です。1. の BIOSの設定は済んでいますので、Windows10 Fall Creators Update で書き換えられた(?) OS側の設定を行うことにします。

OS標準のドライバーでは、電源の管理に表示される項目が少なく、もしかすると Wake On LAN の設定が可能なのもしれませんが自分のスキルではダメでした。

capture_window_NIC-MS1capture_window_NIC-MS2

ということで、インテル社のサイトからWidnows10用のドライバーを落とし、インストールします。自分は 64bit用の PROWinx64.exe で実行しました。

電力管理タブで Wake On LAN に関係するチェックボックスにチェックを入れます。

capture_window_NIC-INTEL1capture_window_NIC-INTEL2

さらに高速スタートアップを無効化することにより Wake On LAN を使うことができるようになりました。

高速スタートアップの無効化は機種依存なんですかね? 自機の場合は有効化していると Wake On LAN ができませんでした。

capture_window-FW
ついでに Windows Defender ファイアウォールで他セグメントからの pingも受け付ける設定をしておきます。母艦機と dynabook Satellite B551/C は別セグメントにいるのでスコープで任意のIPアドレスを指定しておきました。

リモートデスクトップ接続だけだったらいらないと思うんですが、Wake On LAN for Windows が起動の確認に ping応答を使っているようなので。

4 件のコメント:

  1. 私も同じ症状なのですが、上記で設定しているPCのNICはどこ製のものでしょうか?

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    1. PC は東芝dynabook Satellite B551/C、
      NICはオンボードの Intel 82579V Gigabit Network Connection です。

      どこ製という問いに対してはインテル製という回答となります。

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  2. 記事の通り設定して無事ubuntuからWOL起動できました。大変参考になりました。ありがとうございました。

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